フリーランスは収支状況の把握が欠かせない!

フリーランスの最大の特徴は就業・収支の環境が不安定になる点です。会社勤めの頃のように毎月安定した給与を受け取ることができないため、仕事をたくさん確保できたときには収入が多くなる一方、確保できない場合には収入が激減するといったケースも起こり得ます。
毎月収入が上下動するわけですから、その収支状況をしっかり把握しておくことが求められます。なかなか収入が上がらない状況が何ヶ月か続いた場合には仕事を獲得するための方法を変えるなど対策が必要になりますし、仕事の量は安定しているのに期待しているほど収入が増えない場合にはより単価の高い仕事を探せる環境を得るための対策を検討する余地も出てくるでしょう。
こうしたフリーランスとしての自分の状況や現在の立ち位置の確認、課題点の洗い出しなどを行う上で収支状況の確認・把握は非常に重要になってくるのです。

また、仕事の収支状況だけでなく貯金や生活費の収支も一緒に確認・把握しておくことも欠かせません。フリーランスとして活動しながら貯金ができているか、逆に貯金を食いつぶすような状況になってしまっていないか、また仕事の収支状況に対して生活費の出費は適切なものか、もう少し節約する余地があるのではないか、などの確認ができるからです。
どうしても不安定な就業環境になるため、フリーランスは万一の時の備えが欠かません。その備えをどれだけ行うか、具体的には貯金をどれだけ確保しておくかを決める上でも収支状況の把握が重要な意味を持ってくるでしょう。

※当記事は『フリーランスにおすすめの貯金方法!』を参考に執筆しています。